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2005年9月26日(月)をもってtakadawataru.comのBBSは閉鎖しました。現在は過去ログの閲覧のみとなっております。

渡さんの楽曲 投稿者:Urataw Adakat  投稿日:2005/06/12(Sun) 02:46 No.2230 
以下の他にもまだあるのでしょうか?

1.180°回転
2.69
3.G・M・S(グラフィス・マンドリン・ソサエティ)
4.アイスクリーム
5.あきらめ節
6.あしたはきっと
7.イキテル・ソング ̄野生の花
8.いつか
9.いつになったら
10.ヴァーボン・ストリート・ブルース
11.ウィスキー
12.おじいさんの古時計
13.おなじみの短い手紙
14.くつが一足あったなら
15.ごあいさつ
16.こいつは墓場にならなくちゃ
17.こいのぼりの替え唄
18.コーヒーブルース
19.この世に住む家とてなく
20.さびしいと いま
21.シグナルは青に変わり汽車は出てゆく
22.しらみの旅
23.すかんぽ
24.スキンシップ・ブルース
25.ゼニがなけりゃ
26.ゼニの効用について2
27.その向こうの
28.ソフィア
29.ダイナ
30.ちょっとそこ行く夜の蝶々
31.トンネルの唄
32.なまけもの
33.ねこのねごと
34.バイバイ
35.ハッピーニューイヤーブルース
36.ひまわり
37.フィッシング・オン・サンデー
38.ブラザー軒
39.ブラブラ節
40.ブルース
41.ヘイ・ヘイ・ブルース
42.ボロ・ボロ
43.ホントはみんな
44.ミミズのうた
45.みみずの唄
46.ものもらい
47.ライムロック
48.ラッパ節
49.リンゴの木の下でドミニクは世界の日の出を待っていた
50.わいせつな唄
51.わたしはわたしよ
52.雨の日
53.猿股の唄
54.火吹竹
55.汽車が田舎を通るそのとき
56.丘を越えて
57.魚釣りブルース
58.系図
59.結婚
60.現代的だわね
61.向日葵
62.鉱夫の祈り
63.告別式
64.座蒲団
65.祭(フィエスタ)
66.三億円強奪事件の唄
67.仕事さがし
68.私の青空
69.私は私よ
70.事だよ
71.自衛隊に入ろう
72.自転車にのって
73.自由な奴
74.失業手当
75.質屋
76.手紙を書こう
77.酒
78.酒が飲みたい夜は
79.酒屋
80.酒心
81.秋の夜の会話
82.出稼ぎのうた
83.春まっさい中
84.初めての我が児に
85.新わからない節
86.深夜
87.正午
88.生活の柄
89.石
90.赤土の下で
91.銭がなけりゃ
92.相子
93.大・ダイジェスト版三億円強奪事件の唄
94.値上げ
95.朝日楼
96.長屋の路地に
97.鎮静剤
98.転身
99.電車問題
100.冬の夜の子供の為の子守唄
101.東京フォークゲリラの諸君達を語る
102.当世平和節
103.頭を抱える宇宙人
104.日曜日
105.年齢・歯車
106.病い
107.風
108.鮪に鰯
109.夜の灯
110.夜汽車のブルース
111.夜風のブルース
112.夕焼け
113.夕暮れ
114.与論小唄(十九の春)
115.来年の話をしよう
116.冷やそうよ
117.漣


Re: 渡さんの楽曲 りょう - 2005/06/12(Sun) 17:58 No.2234   <Home>

銭がなけりゃは、ウディ・ガスリーの『DO-RE-MI』って曲が原曲ではないかと思います。
朝日楼はアニマルズが歌っていた『The House Of Rising Sun(朝日のあたる家)』が元歌になっていると生前渡さんが言っていたと思います。

当方、23歳の小娘?なのであまり偉そうなことは語れませんが…。ウディ・ガスリーはオススメです。渡さんの音楽性ルーツが解るかもしれません。

長々と失礼致しました。


Re: 渡さんの楽曲 あだかっと - 2005/06/12(Sun) 22:28 No.2244 

『do re mi』ですか。聞いてみましょう。
朝日楼は正に『the house of rising sun』のイントロから始まりますね。かつてなぎら健壱さんがこの曲を見事なカーター・F・ピッキングで披露し、「カーター〜を久々にやりましたが、爪が減るのが分かります・・。」なんてコメントしていました。
渡さんの楽曲からいろいろな展開が拡がります。


Re: 渡さんの楽曲 1年遅れの18番 - 2005/06/12(Sun) 22:40 No.2245 

すご過ぎる(絶句)ちょっとそこ行く夜の蝶々とかわいせつな唄なんてのもあるんですね。ところで、タンポポ団の’ひーこうきーにらんでーっ’て歌は渡さんの歌ですか?


追伸 1年遅れの18番 - 2005/06/12(Sun) 22:46 No.2246 

117つのリストがあんまりに凄いので見入ってたら気が付きました。180度回転と転身は同じ歌ですよ。それにしても恐れ入ります。


「ぼーる」「夜行列車のブルース... tomo - 2005/06/12(Sun) 22:53 No.2247 

キングベルウッドがら1976年に発売された「1974 Hobo's concerts T」というレコードに「ぼーる」という曲と「夜行列車のブルース」という曲が収録されていました。CD化されていないので、現在は入手は難しいかも知れません。


Re: 渡さんの楽曲 shige - 2005/06/12(Sun) 23:22 No.2249 

恐れ入りました。これはなかなかすごいリストですな。
でも、仔細に検討してみると、小林清さんや佐久間順平さんの歌も含まれているようですので、もうちょっと厳密さが必要かもしれません。それと、加川良さの「銭の効用力について」は、71年のフォ−クジャンボリーで、渡さんも歌っていませんでしたか。


「夜景」 tomo - 2005/06/12(Sun) 23:38 No.2250 

もう、一曲ありました。アルバム「獏」に「夜景」という曲が、収録されています。(俺って、いやなヤツ?)


Re: 渡さんの楽曲 りょう - 2005/06/12(Sun) 23:57 No.2251   <Home>

それから、ダイナは大昔に榎本健一さん(エノケン)というコメディアンが歌っていたと思います。

新・わからない節は『THIS LAND IS YOUR LAND(わが祖国)』に似ている気がするんですが…。


「渡さんの楽曲」とは何か? tomo - 2005/06/13(Mon) 00:18 No.2253 

これは「渡さんの楽曲とは何か?」という定義を明確にしないと結論は出ませんね。
渡さんが作曲した曲という意味なのか?渡さんが唄っているという意味なのか?高田渡名義のアルバムでインストの曲を含むのか?含まないのか?渡さん以外の人がメインボーカルの曲を含むのか?含まないのか?武蔵野タンポポ団名義の曲で渡さんがメインボーカルの曲を含むのか?含まないのか?加川良のアルバム「アウト・オブ・マインド」に収録されている「子守唄を唄えない親父達のために」のようにワンコーラスだけの場合はどうか?南こうせつ司会の「フォーク大全集」で歌っていた「スキー」の替え歌で「借りたお金は〜」みたいな(笑)CD,レコードになっていない曲は‥等。結論はなかなか出ないような気がするんですけど‥。それにしてもすごいリストです。お疲れ様です。


Re: 渡さんの楽曲 田舎のN.T. - 2005/06/13(Mon) 00:32 No.2254 

ダイナはエノケンさんも唄っていますが原曲はスタンダードナンバーだったと思います。だいぶ後で吉田日出子さんが上海バンスキングで唄っていたと思います。朝日楼はまさにthe House of Rising Sunです。「朝日の当たる家」の邦題は直訳で詩の内容は「朝日楼」がぴったり来る場末の女郎屋の唄です。たしか浅川マキさんも「朝日楼」で唄っています。
ギターの専門的な事はわかりませんが、カーターファミリーピッキングの元祖はブルーグラスグループのカーターファミリーだと思います。


Re: 渡さんの楽曲  - 2005/06/13(Mon) 03:00 No.2256 

高田渡トリビュートに入っている「調査節」
下のインディーズから出てますね、回し者じゃないですけど
最後の録音じゃないですかね。
ライナーノートも渡さん御自身含め、
それぞれの渡さんエピソード読み応えありますよ。

http://www.linkclub.or.jp/ ̄seals-r/



Re: 渡さんの楽曲 梅雨前線 - 2005/06/13(Mon) 12:27 No.2257 

「ねこのねごと」(1983)から「渡」(1993)まで10年ありますが、この間は何も出していないのでしょうか?


Re: 渡さんの楽曲 ルー - 2005/06/13(Mon) 14:02 No.2258 

田舎のN.T. さん。
「ブルーグラスグループのカーターファミリー」なんて言い方は、ちょっと無理がありますよ。ブルーグラスなんて音楽は、レスター・フラットとビル・モンローあたりからですから、時代が違いますよ。


Re: 渡さんの楽曲 shige - 2005/06/13(Mon) 21:32 No.2263 

ルーさんへ。
おっしゃるとおり、「ブルーグラスグループのカーターファミリー」という言い方は無理がありますが、ルーさんの「レスター・フラットとビル・モンローあたり」というのは、「レスター・フラットとアール・スグラッグスあたり」となるべきではないでしょうか。


Re: 渡さんの楽曲 界屋 - 2005/06/16(Thu) 15:10 No.2283 

「do re mi」は、Ry Cooderも唄っていました。
その解説に「do re miは、銭の俗語」とか書かれていたと記憶しています。
なので、そのとき「やっぱり『銭がなけりゃ』の元歌で正解かな」と思ってました。



Re: 渡さんの楽曲 Urataw Adakat  改めUA☆ - 2005/06/18(Sat) 00:54 No.2301 

堺屋さんへ
yahoo USAで"slang do-re-mi"でアクセスしたら
"do-re-mi Pronunciation: (d&#333;'r&#257;'m&#275;'), [key]&#8212;n. Slang.
money"とありました。所謂「銭」ですよね。

みなさまへ
楽曲リストですが、『渡さんが歌った楽曲』という括りでdB化を進めています。近々、中間報告できると思います。
 


Re: 渡さんの楽曲 UA☆ - 2005/06/18(Sat) 00:56 No.2302 

界屋さん、お名前を間違え申し訳ありませんでした。


Re: 渡さんの楽曲 おさげのミサ - 2005/06/18(Sat) 08:27 No.2305 

私はあまり詳しくない上に、そそっかしいので、
曲名の記憶違いかもしれませんが、
渡さんが歌った楽曲という括りであれば、
2003年1月長崎、10月福島で開催されたピーストレインの中で、
「風に吹かれて」をとても素敵な訳詞で歌っていました。
私は渡さんの訳だと信じ込んでいます。
渡さんのソロに、こうせつさん、イルカさん、小室等さんが順に参加して、
最後は合唱してました。
あと、「マリーローランサンの唄」って曲も歌っていました。
曲名に自信がありませんが・・・


Re: 渡さんの楽曲 山田UFO - 2005/06/18(Sat) 13:14 No.2306 

ネットで聴けた「アポロの唄」、第一興商のDVDの合間に
挿入されていた「はやりものには目がないわ」(?)も
印象的な曲です。CD未収録曲多いでしょうね。


「shigさんの高田渡原詩講座」 投稿者:tomo 投稿日:2005/05/29(Sun) 15:30 No.1953 
shigさんへ
お久しぶりです。tomoです。
前回は「雨の日(No.1664)」を突然勝手に中断してしまって申し訳ありません。
スレッドが長くなりすぎたことと、内容がマニアック過ぎるのではないか?二人だけで盛り上がっているのではないか?
‥という不安があったので、迷った末に中断しました。
しかし「なくならないでほしい」さんと「すかんぽ」さんのリクエストもあったこともあり、個人的には続けたい思いが強かったので再開をお願いいたします。

いままで「雨の日」「漣」「魚釣りブルース」「すかんぽ(哀れな草)」「火吹竹」と続いたわけですが‥(かなり、渋い選曲ですね(笑))。

今回はアルバム「ねこのねごと」から「酒が飲みたい夜は(作詞:石原吉郎)」、「ねこのねごと(作詞:木島始)」の原詩がわかるのでしたらお願いします。
このアルバムは「FISHIN'ON SUNDAY」と並んで私の大好きなアルバムで、特に最近は歳のせいか「酒が飲みたい夜は」の、
     「酒が飲みたい夜は、酒だけではない。未来へも口をつけたいのだ。」
  ‥というフレーズが心にしみる今日この頃です。

よろしくお願いいたします。


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... shig - 2005/05/30(Mon) 00:00 No.1968 

tomoさんへ。
また、私がしゃしゃり出てよろしいんでしょうか、と言いながら、しっかり「アリラン爺さん」の項へ書いてしまいました。ついさっきまで、泡盛を嘗めながら、渡さんのDVDを見ていました。いい気持ちです。つくづくいい歌い手を失ったと思います。
 ごめんなさい。木島始さんの詩集は手元にありません。石原吉郎の詩集はあるはずですので、探しておきます。数日お待ち下さい。
 「酒が飲みたい夜は」はいい歌です。でも、佐久間順平さんではちょっと物足りないものがありますよね。順平さんの「鬼の子の歌」(金子光晴)は、なかなかいいですが。


酒が飲みたい夜は shige - 2005/05/30(Mon) 23:28 No.1998 

 今日もまた酔っ払っております。
 「酒が飲みたい夜は」は、石原吉郎ですから、当然ラーゲリ体験を元にした詩です。渡さんの「酒がのみたい夜は」を聞いたとき本当に驚きました。なぜ石原吉郎の詩を歌おうと思ったのか、どう考えてもよくわからないのです。私の理解の仕方では、この二人は結びつかなかったのです。石原吉郎の随筆集『望郷と海』をぜひお読みください。 

 酒がのみたい夜は
      
酒がのみたい夜は
酒だけでない
未来へも罪障へも
口をつけたいのだ
日のあけくれへ
うずくまる腰や
夕ぐれとともにしずむ肩
酒がのみたいやつを
しっかりと砲座に据え
行動をその片側へ
たきぎのように一挙に積みあげる
夜がこないと
いうことの意味だ
酒がのみたい夜はそれだけでも
時刻は巨きな
枡のようだ
血の出るほど打たれた頬が
そこでも ここでも
まだほてっているのに
林立するうなじばかりが
まっさおな夜明けを
まちのぞむのだ
酒がのみたい夜は
青銅の指がたまねぎを剥き
着物のように着る夜も
ぬぐ夜も
工兵のようにふしあわせに
真夜中の大地を堀りかえして
夜明けは だれの
ぶどうのひとふさだ


コメントが難しいですね(笑) tomo - 2005/05/31(Tue) 00:35 No.2001 

shigさんへ
ありがとうございます。
んー。これはコメントが難しいですね(笑)。
この詩は「未来へも口をつけたいのだ」や「夜明けは誰の葡萄のひとふさだ」などの表現が豊かで、つい、酒が飲みたくなってしまう大好きな唄です。
でも、詩の全体的な流れが悪く、どうして「血の出るほど打たれた頬」なのだろう、などど思っていました。
石原吉郎という人もまったく知らなかったし、当然この詩がラーゲリ(強制収容所)の体験に、もとずいている事も知る由がありません。
原詩と歌詞とでは、驚くほど印象が違いますね。
しかし、少し思う事があります。
渡さんには『どこにも行けない悲しさ』を表現したものが、多くあります。
思いつくだけも「すかんぽ」「靴が一足あったなら」「みみずの唄」
‥その流れを考えると、この詩を取り上げたのも少し納得できるような気がします(ほんの少しですけど。)

渡さんが他人の詩に曲をつける場合、「漣」や「すかんぽ」のように「そのまんま」のパターンと、「魚釣りブルース」やこの詩のように「いいとこ取り」(笑)のパターンとがあるようですね。

‥とここまで書いて「みみずの唄」で永山則夫氏を思い出しました。
確か「自由な奴」は彼の詩だったと思うのですが彼の原詩があればぜひ。
(この永山則夫氏と渡さんというのも意外な取り合わせですよね)

PS:
こちらからのリクエストばかりで申し訳ありません。
リクエスト以外にも「これは」というものがあればお願いします。
それから、この掲示板はペースが速いので、つられてつい急いでコメントしてしまいますが、気が向いたときに返信する程度でいいですよ。
急ぎの用件でもないので、周りを気にせずに長いサイクルで、ぼちぼちゆっくりやりましょう。


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... 覗き屋 - 2005/05/31(Tue) 16:54 No.2017 

そうそう、ぼちぼちやって下さい。
お二人のやり取り、読ませていただき楽しんでおられる人も結構多いのでは…


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... 詩が好き - 2005/05/31(Tue) 23:15 No.2029 

高田さんは、どれくらいの詩人に目をやっていたのでしょうか。
あるいは、どんな歌にしている詩人以外に対してどんな感想をもっていたのでしょう。
そういったことにも、とても興味があります。
それにしても、この「詩の話」、日本の歌と、詩との関係を考える上でとてもいい資料になるように思えます。あるいは、高田渡という人がそうなのかもしれない。


永山則夫 shig - 2005/06/01(Wed) 00:08 No.2034 

「どこにも行けない悲しさ」……tomoさんは、なかなかいいところを突きましたね。石原吉郎の思想はまさに「断念」だったのです。断念の詩なのです。
ただ、死刑囚・永山則夫も「どこにも行けない悲しさ」や「断念」でくくられるかといったら、どうでしょうか。確かに長い獄中生活ではありましたが、ちょっと違和感を覚えます。
でもね、永山則夫の「ミミズの唄」も「自由な奴」も、獄中で書かれた『無知の涙』(1971)に収められていますが、まさに渡さんにぴったりとした詩編がいくつもあるんですよ。渡さんは、永山則夫について批判的なことを言っていた記憶がありますが。『無知の涙』は何度も文庫になっていますから入手しやすい本だと思いますので、ぜひ、お読み下さい。近いうちに「ミミズの唄」「自由な奴」の原詩を載せます。今日はもう寝ます。


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... 聞き耳 - 2005/06/01(Wed) 09:48 No.2049 

覗き屋さんのおっしゃるとおりです。
私もふたりのやりとりを楽しんでいます。


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... 横入り - 2005/06/01(Wed) 16:30 No.2069 

覗き屋さん、聞き耳さん同様、私も興味津々で、大いに啓発されております。
「どこにも行けない悲しさ」・・・ふ〜む。そういえば渡さんは『行き場のない』ってフレーズよく口にしておられましたね。
高木護も、「あきらめ」というのがキーワードなんでしょうか。
相子(原詩にはあたっていませんが)、これもすごいと思うんです。悲惨な内容を悲惨なメロディーに乗せて、渡さんは哀切に歌ってるんだけど、渡さんが歌うと、「え?コミカルソング?」って感じなんです。なんなのかなあ。この通底する可笑しみは!?と思うんですが。
悲惨な現実でも、全然じたばたしていない。とことん、ありのままを受け容れている。そういうところが、とても潔く、すがすがしいんです。


再び「酒が飲みたい夜は」 tomo - 2005/06/01(Wed) 22:02 No.2087 

shigさんへ。
最近、私達の会話を盗み聞きしている人が、増えてきたようなので小さな声で話します(笑)。

「酒が飲みたい夜は」について、コメントした後、何度も石原吉郎氏の詩を読み返し、何度も渡さんの「酒が飲みたい夜は」を聞きなおしました。

この詩が発せられた強制収容所の状況など、平和な時代に育った私に理解できるはずがありません。
でも、この詩がどうしようもない過酷な状況の中で発せられた事は理解できます。
そんな、どうしようもない過酷な場所から発せられた詩はもう、「希望」などとはとうてい呼べない「非現実的な夢のようなもの」なのかもしれません。
でも、それが「非現実的な夢のようなもの」である事が、自分でわかっていても「未来」や「夜明け」を思う気持ちを押さえられない。
その「どうしても押さえられないもの」をこの詩人は「真っ青な夜明け」と呼んだのではないのでしょうか?
もし、そうであるならば、こんな悲しい「真っ青な夜明け」はありません。
この詩の美しさは、そこにあるのだと思います。

渡さんが唄う「酒が飲みたい夜は」が心に沁みる理由が少しわかったような気がしました。
ありがとうございます。

PS:
自分勝手な詩の解釈を許してください。
今回は思い切って直球を投げてみました。
わたしの直球はshigさんに届いたでしょうか?


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... 聞き耳 - 2005/06/01(Wed) 23:26 No.2090 

とても小声でしたが、しっかり聞かせてもらいました(笑)。
すごい解釈です。
また異なった気持ちで歌が聴けます。


Re: 再び「酒が飲みたい夜は」 shige - 2005/06/02(Thu) 00:01 No.2093 

omoさんの直球は、しっかり受け止めておりますよ。安心して下さい。ただ、石原吉郎は、非常に難解な詩人です。さまざまな解釈が成り立ちます。渡さんはよく言っていましたね。「詩なんてものは、発表したからには、読み手がどう解釈しようが知ったこっちゃない」って(これは、金子光晴の言い方そのままですが)。でも、tomoさんの解釈はかなり詩人=石原吉郎に近い解釈だと思います。「まっさおな夜明け」も美しいですが、私は「夜明けはだれのぶどうのひとふさだ」の一節が好きです。しかし、渡さんがどう解釈して自分の歌として歌ったのか、という一点になりますが、原詩のエッセンスを相当うまく残して、いい歌に仕上げたなという感じがしますね。この歌を聴くたび、歌うたび、私は「ぶどう色の夕暮れの空」を思い浮かべるのです。
しかし、こんな書き込みを皆さん読んでいるんですか、こりゃ大変だ。


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... 聞き耳 - 2005/06/02(Thu) 11:56 No.2103 

これまた、「無理矢理な書き込み」と言われるおそれがあるので、びくびくしながら書きますが、あるところで知った話です。僕はまだ、読んでいません。
雑誌「現代詩手帳」の最新号で、友部正人さんの「ジュークボックスに住み詩人」で、高田さんが取り上げられているそうです。高田さんが、詩を発する意味、その「反芻」について書かれたもののようです。友部さんは初期のころから高田さんと活動なさっていた方ですし、金子光晴をはじめ、多くの詩を高田さんから教えてもらったことはどこかで語っておりました。このスレッドに興味がございましたら、ぜひ、そちらも読まれるといいのではないでしょうか。ぼくも、これから本屋を探して読もうと思っています。


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... 聞き耳 - 2005/06/02(Thu) 12:16 No.2105 

あ、無理矢理な感じの情報追加で申し訳ありません。
「現代詩手帳」は「思潮社」という出版社から刊行されている月刊誌です。


永山則夫の巻 shig - 2005/06/04(Sat) 00:01 No.2143 

どなたかが、「このサイトは文学的志向が強い」なんて書かれていましたが、この程度じゃ、そんなこともないでしょけどね。
永山則夫の原詩を2篇載せます。誤植と感じられるところもあるかもしれませんが、文字遣い、アキなど、極力気をつけて入力しております(これまでもそうでしたが)。高木護の詩とも通底するニヒリズムの世界ですね。

「ミミズのうた」

目ない 足ない
おまえ ミミズ
暗たん人生に
何の為生きるの

頭どこ 口どこ
おまえ ミミズ
話せるものなら
声にして出さんか

心ない 涙ない
おまえ ミミズ
悲しいのなら鳴いてみろ
苦しいのなら死んでみろ

生まれて死ぬだけ
おまえ ミミズ
跡形さえも消され
残すものない憐れな奴

おい雄か やい雌か
おまえ ミミズ
踏んづけられても
黙ってる阿呆な奴

判ってる 知ってる
おまえ ミミズ
先っちょ気持ばかりに
モチョコ動かすだけ

ニョロニョロ 這いずり
おまえ ミミズ
チョロ遠く出過ぎて
日干して果てえた


「自由な奴」

一日ラーメン二はいとトン汁定食
二日に百円あれば
この世はぁ明日があるなぁ

身ぶりなんざぁどうとも
赤坂 銀座歩いて十円拾えりゃ
申し分なしで 言うことなし

冬は内海から南の向こうだな
草っ原にでもごろ寝して
横目で海ちゃん眺めるべぇ

道端の千円以上の金は
心にことわって
盗みも一切しねえこったぁ

そのうち年くって
動けなくなりゃ
高い山の奥深くぱぁっと散らぁ


「自由な奴」 tomo - 2005/06/04(Sat) 00:28 No.2144 

shigさんへ。
毎回、毎回ありがとうございます。
これで、いままで全部で8編の詩をこの掲示板に載せていただいたことになります。
それにしても、前回の原詩は強制収容所の石原吉郎で、今回の原詩が連続殺人犯の永山則夫という、これ以上無いというような暗い方向に話は進んでおりまして(笑)、私もshigさん同様「こんな書き込みを皆さん読んでいるんですか?」って感じですねえ。

今回は、「永山則夫の巻」という事で「ミミズのうた」と「自由な奴」を原詩を載せていただいたんですけど、理由があって「自由な奴」の話を先にします。(「ミミズのうた」については、後日‥)
渡さんの性格には、誰にでも親しまれる気さくな部分と、誰にも理解されたくないというような「たちの悪い」部分とが共存していて、この「自由な奴」は「たちの悪い」ほうの渡さんが前面に出ている唄だと思っています(笑)。
shigさんが話されている「ニヒリズムの世界」ですね。

それで、本題の渡さんが「原詩のどこををどう書き換えて歌詞にしたか?」なんですけど、これは面白いですねえ。
全体の流れは換えていないんですけど、部分的に少しずつ換えていて、そこに渡さんらしさがよく出ていると思います。
箇条書きにします。
1.トン汁定食 ⇒ 豚汁ライス
‥‥たいして変わんないじゃないか?という意見が聞こえて来そうですけど、私は渡さんの「豚汁ライス」のほうが好きです(笑)。
2.道端の千円以上の金は ⇒ 道端の千円以上のお金には
‥‥細かいですけど「金」と「お金」では印象が全然違いますよね。
3.心にことわって ⇒ おまわりにひとこといい
‥‥庶民派の渡さんらしいと思います。
4.盗みも一切しねえこったぁ ⇒ 盗みも一切しねえようにする
‥‥この詩については、永山則夫の原詩は全体的にどこか投げやりな、すこしふざけているような印象を受けるんですけど、渡さんが書き換えた詩の方が、落ち着いた表現になっています。
5.高い山の奥深くぱぁっと散らぁ ⇒ どこかの山の奥深くに姿を埋める
‥‥この部分については「落ち着いた表現」を超えて、ニヒルというかどこか不気味な感じさえするんですよ。

それから、もうひとつ気になるのが最後から2行目の「動けなくなりゃ」のところを、歌の中では4回も繰り返しているところです。
これは、あまりに強調しすぎですよ。どう考えても。それで、つい渡さん自身がこの「自由な奴」のような、誰にも見取られないような静かな死を望んでいたんじゃないか?みたいな余計な事を考えてしまうんですけど、どうなんでしょうか?

PS:私はこの曲の「音」も大好きで、特にクラリネットの響きとホソノさんのベースの絡みがたまらないんですよね。
(ホソノさんって若い人にわかるかなあ。80年代に音楽界を席巻したあのYMOの細野晴臣です。)


「ミミズのうた?」 tomo - 2005/06/06(Mon) 22:30 No.2174 

今回は前回、後回しにした「ミミズのうた」について話します。

この詩では、詩人がミミズに向けて、その存在をすべて否定するようなひどい言葉を投げつけています。
でも、そんな言葉をミミズに投げつけるのは間違いです。
そもそも、ミミズはそんな生き物だからです。
それで、結局はそんなひどい言葉は、詩人本人に向けられていた事がわかります。
ミミズの姿に自分自身を投影していたのです。
簡単に言うと、この詩は自分自身の存在をすべて否定しているような自虐的な詩、ということになります。

この曲に、渡さんは奇妙な曲をつけています。
最初に聞いたときにそう思いました。
途中でやめてしまったような、投げやりなような。ふざけているような。
でも、この詩をよく読んでみると「この曲で正解だ。」と思えてきます。
自分自身に向けた自虐的なつぶやきを、そのまま曲に乗せるとこうなるかもしれない。そう思います。
この曲では渡さんは詩についても、原詩をほとんど換えずにそのまま歌詞にしています。
つまり、詩も曲も原作を忠実に再現しようとした。そう言っていいと思います。

話を少しずらします。
私は「コーヒーブルース」の出だしの「三条へ行かなくちゃ。」というフレーズがたまらなく好きです。
どうして好きなのかよくわかりません。
私に出来る事は、ただこのフレーズを繰り返し口ずさむことだけです。
でも、この「ミミズのうた」について考えているうちに、その理由が少しわかったような気がしてきました。
渡さんの作曲方法は特殊です。「ミミズのうた」に曲をつけたように、メロディに詩を乗せる、というより
心の中のつぶやきを、そのまま忠実に歌の中に再現する。そんな方法です。
だから、渡さんが自ら作詞した曲を聴くと、渡さんの心の中のつぶやきがそのまま聞こえてくるような気がします。
「三条へ行かなくちゃ。」というフレーズのたまらない魅力は、そこにあるとおもいます。

渡さんはいまどきの歌手のように声高に、夢や希望を唄う事はありません。ポジティブでも前向きでもありません。
渡さんが唄うのは「少しばかり」の幸せです。
でも、渡さんの唄を聞いてると「少しばかり」の幸せで十分だと思えてきます。
「三条へ行かなくちゃ。」そう口ずさむだけで、わたしはいつでも「少しばかり」幸せになれます。

PS:
shigさんへ
今回は「ミミズのうた」だけでは、暗くなりすぎるので「コーヒー」を混ぜてみました。
「反則技だ。」っていわれそうですね。
話は変って、そろそろ今後の展開を考えなければなりません。
そろそろ、メジャーな金子光晴や草野心平あたりを取り上げてはどうか?と思うのですがいかがでしょうか?
前にも話しましたが、こちらからのリクエストばかりなので、たまには師匠のお勧めも出していただけれは幸いです。


Re: 「ミミズのうた」 shige - 2005/06/07(Tue) 00:01 No.2178 

tomoさんへ。
草野心平と金子光晴。いいところを突いてきましたね。私の大好きな詩人たちです。じつは、心のなかでも「やりたいな、やりたいな」と思っていたところでした。ちょっと、今仕事が混んできていまして、しばし、お待ちくださいな。と言いながら、またまた泡盛を飲んでおりました。
勝手に師匠なんて呼ばれても困ります。ただ、知りたいな、という人がいれば、「ああ、知ってることなら教えてあげたいな」と思っているだけのことです。
しかし、tomoさんは少し饒舌すぎませんか。なんにも反応がないと、ちょっと寂しいですけど、そんなにたくさん書き込んでくれなくても結構ですよ。ほんの一言あればいいんです。自分の意見をあまり書きすぎると、初めてその詩に接する人によけいな先入観を与えることになりかねません。詩なんてもものは、どう受け取ろうが人それぞれなんです。それぞれの体験や経験に照らし合わせて咀嚼すればいいんです、と思いますよ。


お久しぶりです。 アリラン爺さん - 2005/06/07(Tue) 19:14 No.2185 

そもそも、私が蒔いた種だったので大変興味深く拝見しておりました。
金子光晴、草野心平の後で結構ですので
私からは吉野弘の「初めての我が児に」を一票します。
原詩は詩集を持っているのでわかりますが、
CDからは「雨の日」同様に渡さんの声は聞き取りにくい(笑)ので歌詞が知りたいです。
そして、お二人の解釈も興味があります。
優しさと切なさに包まれたような渡さんの声とメロディーが私は大好きです。


ちょっと反省 tomo - 2005/06/07(Tue) 20:43 No.2186 

shigさんへ。
どうやら喋り過ぎてしまったようです。すみません。
そもそも、このコーナーは野球に例えると、shigさんがピッチャーで私がキャッチャーで。
shigさんが投げたポールを私が受け止める。そして、軽く投げ返す。
それから、私が「次は内角低めに中原中也」とか「一球はずして谷川俊太朗」みたいなサインを出す。(よくわからない例えですけど(笑))
そして、shigさんが投げる‥そんな風にして、バランスが取れていたような気がします。
それが、このスレッドに入ってからは、キャッチャーの私がどういう訳か全力投球するようになって、バランスを壊してしまったのではないか?
そんな心配をしていました。

しかし、shigさんが話されている「饒舌すぎる」というのはそんな事ではなくて、詩を愛する立場から話されている訳で、
‥やっぱり「師匠」と呼びたくなってしまいます(笑)。

それから、反省がもうひとつ。
「ぼちぼちゆっくりやりましょう」などど自分で言っておきながら、その後の私の書き込みのペースは早過ぎですよね。
shigさんの仕事も大変そうだし(最近の書き込みの時刻がたいてい24:00前後だったので心配していました。)なるだけ、ゆったりとやりたいですね。
アリラン爺さんも、久しぶりに戻ってきた事だし(↑)初心に帰りたい気持ちです。


アリラン爺さんへ shige - 2005/06/08(Wed) 23:52 No.2201 

今日のジーコの笑顔は本当によかった。現役の頃のような顔をしていた。
アリラン爺さん、お懐かしゅうございます。すべてあなたの一言から始まりました。でも、けっして恨んではいません。なかなか面白いひとときを過ごしております。さて、この詩は吉野弘らしい詩じゃないなと思っています。山之口貘さんに非常に近いものを感じます。(tomoさん、ちょっと待ってくださいね。)

「初めての児に」   吉野弘=詩

お前がうまれて間もない日。

禿鷹のように
そのひとたちはやってきて
黒い皮鞄のふたを
あけたりしめたりした。

生命保険の勧誘員だった。

 (ずいぶん お耳が早い)
私が驚いてみせると
そのひとたちは笑って答えた
 〈匂いが届きますから〉

顔の貌[かたち]さえさだまらぬ
やわらかなお前の身体の
どこに
私は小さな死を
わけあたえたのだろう。

もう
かんばしい匂いを
ただよはせていた というではないか。



「初めての我が子に」   高田渡=歌詞

お前がうまれて間もない日
禿鷹のように
そのひとたちはやってきて
大きなバッグを
あけたりしめたりした

保険会社のひとだという
ずいぶんお耳が早い

ぼくが驚いてみせると
そのひとたちは笑いながら言う
匂いがしますからと
匂いがしますと言う

まだ五体満足でない我が子に
いつ ぼくは
幼い死を分け与えたのだろう
幼い死を分け与えたのだろう
おお
いい匂いをさせていたというではないか


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... アリラン爺さん - 2005/06/09(Thu) 15:37 No.2203 

間違えて返信フォームではなく、スレをたててしまいました・・・
ここに再度、書き込むので「初めての我が児に」のスレを削除してほしいです・・・>管理人様

shigeさん、ありがとうございます。
吉野弘らしくない詩ですか。
私には正直、らしさらしくなさがよくわかりません(笑)
私はこの唄を初子供の出来た友人にテープに録音してプレゼントしました。
コメントは未だにありませんけど(笑)
是非ともtomoさんの解釈もお聞かせ頂きたいです。

PS:
もうじき、タカダワタル的のDVDが発売されますね。
待ち遠しいです。


アリラン爺さん、すみません。 tomo - 2005/06/09(Thu) 18:27 No.2205 

アリラン爺さんへ
ええと、私は詩や詩人の解釈や分析をしばらく控えようと思っています。
詩人やその詩に深い愛情を持っている人の立場に立ってみると、中途半端で勝手な解釈や分析ぼど、腹立たしいものはありません。
「あなたの詩はこういう意味だ。あなたはこういう人間だ。」なんて勝手に言われたら
「ふざけるな!お前なんかにわかってたまるか!」そう言い返したくなるでしょう。
解釈する側にその詩人やその詩に対する深い理解や愛情がある場合は、許される状況もあるかもしれません。
しかし、残念ながら私は吉野弘やこの詩に「深い」といえるほどの愛情を持っていません。ご了承願います。

そのかわりに感想を少し。
私だったら、友人に子供ができたら「初めての我が児に」のかわりに、同じアルバム収録されている「蓮」を送ります。
(「雨の日」のスレッド(No.1664)に原詩が掲載されていますよね。)

「見えないものがぼくらのものだよ」
   ‥素敵な詩だと思いませんか?
PS:
投稿する際に、パスワードを入力することをお勧めします。画面の下の部分からの修正や削除が可能になります。
(画面の上の部分の”留意事項”を参照してください。)
失礼があればお許しください。


そろそろ引越しを‥。 tomo - 2005/06/09(Thu) 18:41 No.2206 

shigさんへ
キャッチャーの私としては、このスレッドはそろそろ限界で、新しいスレッドを立ち上げたほうがいいと判断しています。理由は以下です。
1.前回の「雨の日」に掲載していただいた詩が5編、今回は「初めての我が児に」の原詩、歌詞をそれぞれ1篇と考えれば5編で合計10編となり「キリ」がいい。
2.このコーナーの種をまいたアリラン爺さんの登場で、「オチ」がついたような気がする(笑)
3.スレッドが長すぎて、スクロールするのが疲れる(笑)。
‥そんな訳で新しく「詩のコーナー」(No.2208)として、スレッドを立ち上げました。そちらに金子光晴や草野心平に登場していただこうと思っています。よろしくお願いいたします。

PS:昨日の北朝鮮戦は、後半からの大黒の投入で「決まり」でしたね。ジーコ采配的中!大黒様!って感じです。


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... asi - 2005/06/15(Wed) 22:45 No.2279 

もっと続けましょう。


Re: 「shigさんの高田渡原詩講座... shig - 2005/06/15(Wed) 23:41 No.2280 

asiさんへ。すいません。いまは「詩のコーナー」に引っ越してますので、そちらを参照してください。


どなたか教えて下さい。 投稿者:田舎のN.T. 投稿日:2005/06/12(Sun) 19:23 No.2236 
古い事で記憶がはっきりしませんが、カントリーの名曲でカーターファミリーのおカーさんが亡くなった時にできた「永遠の絆」なぎらさんが日本語で唄ったのは覚えているのですが、渡さんも自分で訳して唄っていた気がするのですが、なんという曲名でしたっけ。それとも他の人ですか。


Re: どなたか教えて下さい。 浦ナイト - 2005/06/12(Sun) 20:01 No.2237 

タンポポ団のその朝ですか?まちがってたらごめんなさい。


Re: どなたか教えて下さい。 なかなかどうして - 2005/06/12(Sun) 21:51 No.2241 

タンポポ団のその朝で間違いないと思います。
訳詞は加川 良さんだったと思います。
原曲はトラディショナル・ゴスペル・ソングの
Will The Circle Be Unbroken?
名曲ですね。


Re: どなたか教えて下さい。 田舎のN.T. - 2005/06/13(Mon) 00:04 No.2252 

たんぽぽ団の曲でしたか。
原曲はWill The Circle Be UNbrokenです。Nitty Gritty Durt Bandが3枚組で作ったアルバムで最後にブルーグラスの大御所がみんなで唄っていましたがゴスペルですか。永遠の絆はなぎらさんの邦題ですか。「車やさん、車引きさん」戸いうフレーズを思い出したのですが、「その朝」にありますか。加川良さんのアルバムにはいっていましたか。その当時から自分の葬式にはこの曲を流してもらえればと思っていたのですが変な少年時代でした。


マザコンの曲 名古屋・鈍草太 - 2005/06/13(Mon) 19:22 No.2261 

 小生はもう30年も「その朝」を弾き語りしております。良さんが好きなもんで。でも、ヨメはんには「マザコンみたいやし、やめといたら」とけなされております。どうも、「また母ちゃんに会えるよね」の部分が、ヨメはんには気に入らないようで。でも、3歳の時に母が自殺して、顔も覚えていない小生には、その部分がもっとも感情移入できるのです。ありゃいかん、話が横道に。
 初めて、「その朝」を聴いたときに、これって「アメージング・グレース」じゃないのかと思いました。そして、なぎらさんの「永遠の絆」を聴いたときにも、同じことを感じたのです。今でも「その朝」「アメージング・グレース」「永遠の絆」の関係がよく分からないのです。失礼しました。
 


Re: どなたか教えて下さい。 なかなかどうして - 2005/06/13(Mon) 22:22 No.2266 

名古屋・鈍草太さんこんばんは。なぎらさんの「永遠の絆」と良さんの「その朝」の原曲はWill The Circle Be Unbroken?という曲です。「アメージング・グレース」はなぎらさんが「愛の絆」という曲名で歌っています。確かライブ盤のレコードに収録されていたと思います。これもいい曲です。聞いてみてください。


Re: おおきにです 名古屋・鈍草太 - 2005/06/14(Tue) 13:05 No.2274 

 「なかなかどうして」さん、ごていねいにおおきにです。なぎらさんの「愛の絆」ってのも良さそうですね。聴いてみんといかんですね。


Re: どなたか教えて下さい。 九州の西の果て人 - 2005/06/15(Wed) 18:59 No.2276 

私も歌ってました、加川良さんのを聴いて。題名を忘れて数十年、やっと手に入れた良さんのアルバム「教訓」に入っていた「その朝」でした。
地元の小さなライブハウスにお見えになったとき、ステージが終わって「その朝」を聴きたかったと伝えたら、「今度やりましょう」と言ってくださいました。ライブのときにリクエストしたら歌ってくれるかもしれませんよ。
ちなみに、「木枯らしエレジー」は?と尋ねたら「歌いません!
」と一発返事でした。


質屋のブルース 投稿者:Mr.c 投稿日:2005/06/13(Mon) 01:58 No.2255 
「ホーボーズ・コンサート」に「質屋のブルース」というのがありましたが。


初めての我が児に 投稿者:アリラン爺さん 投稿日:2005/06/09(Thu) 15:33 No.2202 
shigeさん、ありがとうございます。
吉野弘らしくない詩ですか。
私には正直、らしさらしくなさがよくわかりません(笑)
私はこの唄を初子供の出来た友人にテープに録音してプレゼントしました。
コメントは未だにありませんけど(笑)
是非ともtomoさんの解釈もお聞かせ頂きたいです。

PS:
もうじき、タカダワタル的のDVDが発売されますね。
待ち遠しいです。



Re: 初めての我が児に ug - 2005/06/12(Sun) 22:03 No.2242 

同感

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